ある晴れた冬の休日の午後、ドライブ帰りに休憩で立ち寄った某サービスエリアで、衝撃的な光景を目にしてしまった。今後、ツーリングでも同じような事態に遭遇する可能性があるので、この場で報告させていただく。 |
「まずはトイレに行ってから、暖かい物でも飲もうか。」そう思ってトイレに入った。そのトイレは休憩スペースとは別棟になっていて、空調といえば強力な換気扇のみ。結構寒い。 |
そこには数人の先客がいた。帽子(よくファーストフードの店でかぶってるやつ)をかぶったおじさんも用を足している。「あの帽子をかぶっているところからして、どうやらどこかの売店の人か?販売員専用トイレがあるわけじゃないんだなぁ。」と思わず観察してしまった。 |
すっきりした後、「ひゃ〜。ちめたい。お湯がでるといいのに。」なんて甘ったれたことを考えながら手を洗っていると、そのおじさんは、洗面台を素通りして、そのまま外に出て行ってしまった!「はは〜ん。食品関係のスタッフ専用の入念な手洗いができる場所があるに違いない。でも、他の人も見ているんだし、一応はトイレで手を洗ったほうがいいんじゃないか?どれどれ…。」とおじさんの後についていく。そしてその後、衝撃の映像が目に入った。 |
そのおじさん、どこにも立ち寄ることなく、何事も無かったかのようにエプロンを着け、売り物の甘栗をゴロゴロと物色し、2、3個つまんで「試食いかが?」とやっている!!「おっ、おじさん。あなたのその手は、ナニを摘み出したままの状態じゃないの?」と唖然とし、「きっ、きっと売り場近くの水道で、目にも留まらぬ速さで手を洗ったに違いない。」と自分に言い聞かせつつ、そのサービスエリアを出たのであった…。 |
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