終点は標高2,700mという、車道としては日本最高の高さを誇る、きれいに整備された有料道路。 きついカーブが多く(特に序盤)、傾斜も急だ。更に、標高が上がると空気が薄くなるので、キャブ車は苦戦を強いられる。よって、ハイパワーなインジェクションマシンが有利である。コーナーの間隔からして、例えインプSTIやランエボでも、前に遅いクルマが数台いたらゲームオーバー。抜けない。しかしバイクなら、その圧倒的な加速力をいかんなく発揮できる。 木々は次第に背が低くなり、やがて森林限界で這い松に変わる。終点間際では、槍穂高連峰が一望でき、すばらしい眺めである。 料金所は下側にあるので、長野県側から入って下り、料金所手前でUターンして攻めるとタダで走れる。ウメは1人で走りに行くと、この手を使って何往復もしたものだ。 というすばらしい道路なのだが、残念ながら2002年10月をもって、マイカーの乗り入れは禁止されてしまった。というわけで、もはやこの道を攻めることはできない。 |
ツーリングも兼ねてたまに走りに行くコース。まず、安曇野市西側の山麓線をひたすら北上して鹿島槍スキー場を横切り、R148の旧道に出る。青木湖畔を走ってR148を横断し、オリンピック道路を更に北上。白馬村で県道33号線に入って長野市方面に向かう。途中、旧美麻村にある旧中村家住宅のT字路で県道31号線に曲がり、大町市のR148南借馬交差点まで南下する。あとは高瀬川沿いの堤防道路(県道306号線)を走って帰るというものだ。 このコースは全般的に昼間でも行く手を阻む車輌が少なく、ストレスなく走ることができる。(県道306号線は交通量が多いが、信号がほとんどないのでスムーズに流れる。) メインのワインディングは県道31号線で、ガンガン攻めるような道ではないものの、適度な運動にはちょうどいい…といった感じである。 距離が手頃で気軽に走りに行けるし、眺めもいい。特に紅葉の季節がお薦め(葉が散る直前位)。 |
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