グレートツーリング外伝 '23 in 伊豆 |
メンバー(マシン) | ウメ&オユタ(4輪で参加)、カッキ―(ZX-10R)、ヨージ(ZX-6R)、スペシャルゲスト:コダジー(CB1300SB) |
2020年から日本でも流行りだした新型コロナウィルスによって日常生活は一変し、GTECのツーリングも2019年を最後に実施されなくなっていた…。 ウメやヒデのように(色々あって)バイクを手放してしまい、復帰するつもりがないメンバーもいる。 そして月日が流れ、2023年5月。新型コロナウィルスの扱いが第5類となったのに伴い、久々のツーリングを実施することになった。目的地は伊豆半島の城ヶ崎海岸だ。 |
5月27日(土) | 天気:晴れ | ||||
12時に東名高速道路御殿場IC近くのコンビニエンスストアに集合。 ウメは昨年購入したオープンカー(BMW Z4 M40i)での参加だ。助手席には、バイクを持ってはいるが、何年も乗っておらず、事実上不動車となってしまったオユタの姿があった。 カッキ―、コダジ―、ヨージは「グレートツーリング外伝 '19 in 南魚沼」の時と同じバイクに乗っていた。 そしてもう1人参加予定だったサトは、この4年の間にトライアンフのSTREET TRIPLE RからBMW R1250RSに乗り換えていた。しかし、多摩市を出発して集合場所に向かう途中の給油時に、燃料キャップが開かないというトラブルに見舞われ、BMW モトラッド相模原に緊急入庫。部品を交換するしか手がなく、ツーリングを断念することになったのであった。(修理は1週間を要したが、新車保障で0円だった。) というわけで、バイク3台と4輪1台は伊豆半島に向かって出発した。隊列はZ4、ヨージ、カッキ―、コダジーの順。 R138を南下し、程なく県道41号線に右折。この後は箱根スカイライン、芦ノ湖スカイライン、伊豆スカイラインの終点までひたすらワインディング路を走破する。
直後を走る3人も気合充分!「(ヨージ)隙あらば、一瞬で抜かしてぶっちぎってやるっス!赤城山で鍛えたラインディングテクニックを見せつけてやるっス!」 ところが、最初のコーナーを抜けたら、既にウメのクルマは視界から消えていた…。その後はがんばって走っても追い付くことができなかったのである。「(ヨージ)こんなはずはないっス!きっと谷底に落ちたに違いないっス!」すると、箱根スカイラインを経た芦ノ湖スカイラインの三国峠展望台に、まるで1時間前から佇んでいるかのようなウメのクルマがあった。「(ウメ)キミ達、あまりに遅いから、途中から燃費重視のエコプロモードにしちゃったYO。」「(ヨージ)け、景色を楽しみながらゆっくりと走っていただけっス!」(「グレートツーリング外伝 '19 in 南魚沼」と同じ展開となった為、一部の文を流用しています。) 三国峠展望台からは、残念ながら富士山はほとんど雲に隠れていて頭だけ見えている状態だが、伊豆半島の上空は青空で、気温は22℃。絶好のツーリング日和だ。
十国峠展望台で小休止後、更に南下。途中でコダジーの姿は忽然と消えていた。これは予定通りの行動で、彼は翌日用事がある為、東京から日帰りの参加だったのだ。 伊豆高原ICから伊豆半島東側の海岸線に出て、15時に城ヶ崎海岸駐車場着。 城ヶ崎は大室山の噴火で流れ出た溶岩によってできた海岸で、荒々しい断崖で構成されていて、周辺は遊歩道が整備されている観光スポットだ。 1960年建築の「門脇埼灯台」の無料展望室から360度のパノラマを楽しんだ後に周辺の岩場を散策。海岸の絶壁には特に柵もなく、スリリングな写真を撮りたい人にもおすすめだ。 ハイライトは何と言っても、断崖絶壁に掛かる全長48m、高さ23mの「門脇つり橋」であろう。途中から下を見下ろすと、思わず足がすくむくらいの絶景だ。 案の定、高所恐怖症のヨージは数メートル進んでみたものの、慌てて引き返し、ついに吊り橋を渡ることはできなかった。
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5月28日(日) | 天気:晴れ | ||||
カッキ―は新型ZX-10R納車の為、一足早く出発し、残りの3名は「怪しい少年少女博物館」を見学後に解散し、それぞれの家路についた。 |
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